転職
2024.04.18

転職の面接の流れ|訪問時~面接終了後までの7ステップと注意すべきポイントを紹介

転職の面接の流れ|訪問時~面接終了後までの7ステップと注意すべきポイントを紹介

目次

転職活動において、もっとも緊張する瞬間の一つが面接です。しかし、面接の流れや注意点を事前に理解しておくことで、不安を軽減し、自信を持って挑むことができます。

この記事では、面接訪問時から面接終了後までの流れを7ステップでわかりやすく解説し、転職面接における重要なチェックポイントを紹介します。初めての転職でも、これを読めば面接の流れが理解できるでしょう。さらに、面接官がどのような点を重視しているのか、成功の秘訣をまとめていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

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転職時の面接当日の流れを7ステップで解説

まずは、転職活動における面接当日の流れを7つのステップで紹介していきます。

  • オフィス訪問
  • 入室・自己紹介
  • 転職理由・志望動機の説明
  • 自己PR
  • 入社後のビジョンについて説明
  • 面接官から諸条件についての説明
  • 逆質問・面接終了

ただし、企業や面接官によって順番や質問内容が異なる可能性があることは留意しておいてください。

1.オフィス訪問

面接の日がやって来ました。まずは、指定された時間よりも少し早めにオフィスに到着することが重要です。早めに到着することで、オフィスの雰囲気を感じ取り、落ち着いて準備をする時間も確保できます。

受付で名乗り、面接のために来たことを伝えましょう。この時点での明るい挨拶や身だしなみも、面接官の印象に影響します。

2.入室・自己紹介

面接室に入ったら、はっきりとした声で挨拶をし、指示された席に着きます。

自己紹介は、あなたの人となりを伝える大切な機会です。簡潔に自分の名前、経歴、今回の転職活動で何を目指しているのかを明確に伝えましょう。

「なぜ御社を選んだのか」を明確に示すことが重要です。


【自己紹介例文】

本日はお時間をいただきありがとうございます。
私の名前は、○○と申します。現在、株式会社△△で営業職として5年間勤務しております。
以前から御社の○○という事業に強い関心があり、特に○○という点に魅力を感じております。
これまで培ってきた営業経験と、御社への熱意を活かして、貢献したいと考えております。

3.転職理由・志望動機の説明

面接官は、あなたがなぜ転職を考え、その企業を志望しているのかを重視します。

転職理由は前向きな理由で説明し、志望動機ではその会社で何を実現したいのかを具体的に話しましょう。
【転職理由・志望動機の例文】

現職では、〇〇のスキルを専門的に磨く機会が限られていました。
御社の〇〇という事業に携わることで、より深く専門性を高め、貢献したいと考えております。

4.自己PR

あなたの強みや過去の経験を通じて、どのように貢献できるのかをアピールします。エピソードを交えながら、自分の能力や性格がどのように仕事に役立つのかを語りましょう。
【自己PRの例文】

私の強みは、課題解決能力と行動力です。
前職では、〇〇という課題に直面しました。そこで、私はまず現状分析を行い、課題解決のための具体的なプランを策定しました。
そして、関係者と協力しながらプランを実行に移し、結果的に課題を解決することができました。
この経験を通じて、課題解決のためには、まず現状を正確に把握することが重要であると学びました。
また、関係者を巻き込みながら行動することによって、より大きな成果を上げることができることも実感しました。
貴社では、〇〇という課題があると伺っています。私は、これまで培ってきた課題解決能力と行動力を活かして、この課題解決に貢献したいと考えております。

5.入社後のビジョンについて説明

あなたがこの会社でどのようなキャリアを描いているのか、将来どのような貢献ができるかを具体的に話します。目標に対する情熱やビジョンを伝えることで、面接官にあなたの熱意を感じてもらえます。
【入社後のビジョンに関する例文】

入社後は、まず御社の〇〇というスキルを重点的に習得し、早期に戦力になれるよう努めます。
具体的には、〇〇の研修プログラムに積極的に参加し、先輩社員から指導を受けながら実務経験を積んでいきます。
並行して、〇〇の資格取得を目指し、スキルアップを図ります。

3年後には、チームリーダーとしてプロジェクトを任されるよう、マネジメントスキルを磨いていきます。具体的には、後輩指導やチームワーク強化に積極的に取り組み、チーム全体の目標達成に貢献します。
また、リーダー研修や資格取得を通じて、マネジメントスキルを体系的に学んでいきます。

6.面接官から諸条件についての説明

給与や勤務条件、福利厚生など、具体的な働き方についての説明がなされます。

ここで疑問点や不明点があれば、遠慮せず質問しましょう。

7.逆質問・面接終了

面接の最後には、あなたから面接官に質問する機会があります。事前に準備しておいた質問で、会社の文化や仕事の詳細を深堀りしましょう。
【逆質問の例文】

●御社の〇〇という事業に魅力を感じ、今回応募いたしました。このポジションでは、具体的にどのような業務を担当することになりますか?
●チームワークを重視する企業だと伺っていますが、具体的にどのような取り組みが行われていますか?
●〇〇様の仕事で、特にやりがいを感じている点はどのようなところですか?

最後には、改めて意欲を伝え、礼を言って面接を終えます。

転職面接を受ける際に注意すべきチェックポイント

転職面接を受ける際には、以下の点に注意しましょう。

  • 面接時間や場所を確認したか
  • 必要なものは揃っているか
  • 身だしなみは整っているか

面接時間や場所を確認したか

面接当日までに面接の時間や場所を再確認し、遅刻や迷子にならないようにします。電車やバスを利用する場合は余裕を持った時間に設定しましょう。

万が一遅れそうになった場合は、早めに連絡を入れることがマナーです。

必要なものは揃っているか

履歴書や職務経歴書、筆記用具など、面接に必要な書類や物品を忘れずに持参しましょう。前日までにカバンに入れておくと、当日バタバタせずに済みます。

また、ポートフォリオや資格証明書など、自己PRに役立つものがあれば持っていくと良いでしょう。

身だしなみは整っているか

清潔感のある服装で面接に臨みます。業界や企業文化に合わせた身だしなみを心がけ、髪型やアクセサリーも控えめにしましょう。

具体的には、以下の3点がきちんと整っているか確認してください。

  • 髪型
  • 服装
  • ヒゲ

また、オフィスに入る前にも一度お手洗いなどでチェックすると安心です。

転職時の面接の流れでよくある質問

ここからは転職時の面接の流れに関して、よくある質問に回答していきます。

オンライン面接のときの流れは?

オンライン面接は、一般的な面接と流れはほとんど同じです。

ただし、事前準備と接続確認は忘れずに行いましょう。

●事前準備
▷企業から指定されたツールをインストールし、動作確認をする。事前にアカウント登録が必要な場合は、事前に済ませておく

●接続確認
▷面接時間より5〜10分前にログインし、接続に問題がないか、マイクやカメラの設定は問題ないか確認する
▷面接終了後は挨拶をしてから、退出ボタンを押す前に面接官に退出しても良いか確認する

面接後にお礼をしたい場合は?

面接終了後にお礼をしなくても、マナー違反とはなりません。とはいえ、メールなどでお礼状を送ったほうが好印象にはなります。

ただし、あまり期間が空いてしまうと採用担当者を混乱させかねないので、その日のうちにメールを送るのがポイントです。夜間や早朝は避け、遅くとも翌日の午前中までに送るようにしましょう。

まとめ

今回は、転職面接の流れについて解説してきました。面接の基本の流れは、以下の7ステップです。

  • オフィス訪問
  • 入室・自己紹介
  • 転職理由・志望動機の説明
  • 自己PR
  • 入社後のビジョンについて説明
  • 面接官から諸条件についての説明
  • 逆質問・面接終了

各ステップで意識すべきポイントがあるので、この記事の情報を参考に準備をしてみてください。

なお、転職活動に不安を感じる場合は、転職エージェントなどプロの手を借りるのもおすすめです。第三者から客観的なアドバイスをもらえるほか、自分の適正に合わせた求人情報も教えてもらえるので、ぜひ活用してみましょう。

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