転職
2024.06.06

現在も働いている場合の職務経歴書の書き方を例文で解説!好印象を与えるコツも紹介

現在も働いている場合の職務経歴書の書き方を例文で解説!好印象を与えるコツも紹介

目次

職務経歴書は転職活動において、自身の経歴やスキルをアピールする重要なドキュメントです。特に現在も働いている場合には、どのように職務経歴を記載すれば良いのか、迷う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、現在も勤務中の方向けの職務経歴書の書き方と、採用担当者に好印象を与えるポイントを、具体的な例文と共に解説します。

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現在も働いている場合の職務経歴書の書き方

現在も働いている場合の職務経歴書の書き方にポイントは、以下の2つです。

  • 職歴は「現在に至る」か「在職中」と記載する
  • 退職予定は「職歴欄」か「本人希望欄」に記載する

職歴は「現在に至る」か「在職中」と記載する

職務経歴書において、現在も勤めている企業の職歴は、「現在に至る」もしくは「在職中」と記載します。

具体的な成果や取り組みも併せて記載すると、より詳細な経歴をアピールできます。

【書き方例文】

2010年4月~現在に至る、株式会社○○、マーケティング部門、主任

退職予定は「職歴欄」か「本人希望欄」に記載する

退職予定の決まっている人は、職歴欄内や本人希望欄にその旨を記載します。

退職予定であることを明記することで、転職活動の進行状況や入社可能な時期を採用担当者が把握しやすいです。

【書き方例文】

【職歴欄に書く場合】
退職予定日:202X年XX月XX日
【本人希望欄に書く場合】
202X年XX月に現職を退職予定のため、次の機会を探しております

派遣社員・フリーランスの職務経歴書の書き方

会社のような組織に所属していない派遣社員、フリーランスが職務経歴書を書く場合、書き方に悩むこともあるでしょう。書き方のポイントとして、以下を参考にしてみてください。

派遣社員

派遣社員として働いている場合、派遣元ではなく派遣先での業務内容や期間、成果などを明確に記載することが大切です。

ただし在職中と記載できるのは、派遣期間が残っている場合のみです。派遣会社へ登録していても、職務経歴書作成時点で派遣先へ就業していない場合は在職中扱いにはならないので注意してください。


【書き方例文】

201X年XX月~201X年XX月、株式会社○○(派遣先:××株式会社)、営業サポート業務

派遣社員特有の働き方を理解してもらいやすくするためにも、派遣元と派遣先の両方の情報を明記しましょう。

フリーランス

フリーランスの場合は、組織に属していないため「入社」という概念がありません。

フリーランスとしての職務経歴書では、プロジェクトごとに業務内容、役割、達成した成果を記述します。フリーランスならではの柔軟な働き方や、多様な経験をアピールするポイントとなります。


【書き方例文】

201X年XX月~201X年XX月、××プロジェクト、デザイン担当、クライアントからの評価で新規顧客獲得に貢献

現在も働いている場合の職務経歴書の書き方で注意すべきポイント

現在も働いている場合の職務経歴書の書き方について、以下の点に注意しましょう。

  • スペースが足りないときは職歴欄の右側に詰める
  • 誤字脱字がないか確認する
  • 会社名は正式名称で書く

スペースが足りないときは職歴欄の右側に詰める

「在職中」「現在に至る」と記載する場合、基本的には一行使って書くのが無難です。


しかしスペースが足りなくなった場合は、職歴欄の右側に情報を詰める方法があります。読みやすさを損なわないよう、必要に応じてフォントサイズの調整や略語の使用も検討しましょう。

重要な情報は省略せず、要点を絞り込んで記載するようにしてください。

誤字脱字がないか確認する

職務経歴書に誤字脱字があると、不注意な印象を与えかねません。

提出前には必ず複数回の校正を行い、必要に応じて他の人にも見てもらうことで見落としを防ぎましょう。

会社名は正式名称で書く

職務経歴書に記載する会社名は、正式名称で統一します。略称や通称ではなく、公式に登録されている名称を用いましょう。

「株式会社」などはつい省略してしまいがちなので、記載前に公式サイトなどで正式名称を確認しておくと良いです。

現在も働いている場合の職務経歴書の書き方に関するよくある質問

ここからは、職務経歴書の書き方についてよくある質問に回答していきます。

有給消化中の書き方は?

有給消化中の職務経歴書は、基本的には通常在職中の場合と同様の書き方です。

ただし、最終勤務日ではなく、退職予定日を記載する点に注意してください。

また、退職予定日が決まっている場合は、「2024年3月31日」のように具体的に記入します。退職予定日が決まっていない場合は、「2024年4月以降」のように、可能な範囲で記入しましょう。

退職理由はどのように書くの?

退職理由の書き方については、原則「一身上の都合」と記載すれば問題ありません。

キャリアアップやスキルアップなど前向きな理由であれば、具体的に書くことで転職先企業に良い印象を与えられる可能性はあります。ただし、たとえ真意であってもネガティブな理由の場合は記載しないようにしましょう。

職務経歴書の不備は合否に影響する?

職務経歴書は、応募者の経歴やスキルを判断する重要な資料です。不備があると、採用担当者に誤解を与えたり、評価を下げたりする可能性があります。

不備がないか、書き終えたら一度、以下の点をチェックしましょう。

  • 誤字脱字はないか
  • 情報の記載漏れはないか
  • 誇張表現を使っていないか
  • ネガティブな表現を使っていないか

まとめ

今回は、現職でまだ在籍している場合の職務経歴書の書き方について解説してきました。基本的には、「現在に至る」か「在職中」と記載するのが一般的です。もし職歴欄のスペースに書ききれなくなってしまった場合は、右端に詰めて書くのが無難でしょう。

職務経歴書をはじめ、転職活動における提出書類の書き方に不安がある方は、転職エージェントの利用を検討してみてください。書類の添削など、客観的なアドバイスをもらうことができます。また、模擬面接も設定してもらえるほか、非公開の求人情報を紹介してもらえることもあるので、転職活動を進める上で大いに役立つでしょう。

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